Spatial コインの可能性

Spatialコインは、メタバースSpatialで利用できる独自通貨です。
その活用アイデアについて意見交換しました。

稼いだSpatialコインを円などの法定通貨に変えると手数料がかかるため、「コインの注入は外からしてもらい」、あとはどれだけメタバース内で回すことができるか、この考えを基本とすることが良さそうです。その上で、

・どのように外部からコインを注入するか
・どのように内部でコインを回す需要をつくるか

を考える必要があります。

Spatialコインの勉強会

1. 教育と学習の場としての活用

メタバース内で子供たちが自分の店を作り、Spatialコインを通じて経済活動を体験すること。これにより、実際のお金の流れを学びながら、創造力や起業精神を育む。

2. エモートやアバターのカスタマイズ

ユーザーが自分の感情や状態を表現するためのエモートの購入、またはアバターの服装や外見をカスタマイズするためのアイテムをSpatialコインで購入する。

3. アートギャラリーの展示や販売

ユーザーが自分の作品を展示し、販売するためのスペースをメタバース内で提供。作品の販売にはSpatialコインが使用される。

4. コミュニティイベントなどでの役務提供

イベントの企画や運営、ボランティア活動にSpatialコインを報酬として提供し、参加者を募る。

5. 投げ銭やクラウドファンディング

アーティストやクリエイターが自分のパフォーマンスやプロジェクトに対して支援を受けることができるシステム。支援者はSpatialコインで投げ銭を行ったり、クラウドファンディングでSpatialコインを支援する。

6. ゲームやエンターテイメント

メタバース内でゲームアイテムの購入や特定のエンターテイメントコンテンツへのアクセスにSpatialコインを使用する。

7. コンサートやイベントでの一体感の創出

コンサートやイベント参加時に、特定のアクションやモーションを共有するためのアイテムをSpatialコインで購入し、参加者間の一体感を高める。

メタバース内でのSpatialコイン活用は、バーチャルエコノミー形成につながる可能性があります。リアル通貨に変えるのではなく、バーチャル上で使う用途を増やしていく。そのことにより、バーチャル内でのサービス提供、エモートやアイテムによる一体感の創出などでコミュニティ形成をサポートなど、従来言われてきた’クリエーターエコノミー’を超えたバーチャルエコノミーが作れる可能性があります。

Spatialコインの説明部分のみ、動画で公開しました。