きちっとした説明もないまま、17Campusを走り始めているので、定期的にアップデートを共有しようと思い、猫会議を開催しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。今回は、17Campusが目指していることや、今年の計画についてシェアしました。
わたしは、メタバース(バーチャルスペース)を、マーケティング、教育、地方創生、働く機会の創出など、新しい可能性のツールの一つとして、しっかり確立していきたいと考えています。
「メタバースで遊ぶ」は、十分もうできていると思うのです。遊ぶパワーは、人間の能力ですね!(^^)
そして、「メタバースを作る」も多くあります。特に学生向けに「メタバースクリエーター」を育てる動きは増えています。
でも、現実に、「メタバースで何ができるの」「なぜ、メタバースなの?」について、しっかりとした答えがないことが、現状だと思っています。
なぜ、メタバースなの?
わたしが強くこう思うのは、わたしがデジタルマーケティングを専門にしているためです。メタバースを企業に使ってもらおうと考えたとき、今はまだ、「可能性への投資」で良いですが、「費用対効果」がわからなければ、いずれ撤退してしまいます。それは、過去のセカンドライフを見ても明らかでしょう。なぜ、SNSではないのか、なぜ、動画ではいけないのか。「なぜ」に答え、メタバースならではのポジションを確立していく必要があります。
メタバースの可能性
バーチャルオフィス、バーチャル展示会、バーチャルギャラリーと、言葉だけをあげたらいくらでもありますが、わたしが思う一番面白いところは、「多様な人達と協働できる場」という側面です。「多様な人」というのは、地域、学校、職場といった、現在属しているグループ以外の活動に、簡単に参加できるため、「興味」だけを軸に人が集まることができます。そのため、さまざまな背景の人が集まるわけですね。この特徴はSNSでも同じですが、何しろメタバースでは「体験を共にできます」つまり、プロジェクトをともにできます。
そうするとどうなる?
多様な人達と、距離を超えて協働できるようになると、つまるところ、「個人と個人のネットワークで仕事ができる」ということに向かっていくのではないでしょうか。これは、ブロックチェーンやDAOの向かう方向性と同じです。ですので、いずれは、メタバースはWeb3を実現するプラットフォームになると良いのでしょうね。
個人と個人がつながって仕事すると、で、どうなる?
メタバースやバーチャルでできる仕事が増えると仕事も多様化します。そして、これまで社会参画することが難しかった人たちが能力を発揮する機会になる可能性があります。そして、現在のように都会&大企業を中心とする社会から、個人がどこに住んでいても、バーチャルでつながって仕事ができるように。そのような未来になっていくのでは、とも思うのです。
メタバースの実証実験フィールド
バーチャルというか、「距離を超えることの素晴らしさ」を広げることは、わたしの使命のようなものです。メタバースの可能性を実験し、エビデンスをとっていくため「実証実験フィールドの集積地をつくる。そこで、バーチャルを活用できる人たちがあつまり、学び合うキャンパスをつくる。」そのことにより、この素晴らしいテクノロジーの恩恵を多くの人が教授できるように。そんなことを考え、スタートしています。
改めて、4月4日に、17CampusエントランスOPENセレモニーを開き、きちんとした形で説明会を開催しますので、お楽しみに♪